●泣く子と地頭には勝たれぬ

読み(ひらがな)

なくこと じとうには かたれぬ。

意味

権力のある者には、どんなことをしても勝つことができないから、さからってもむだである、というたとえ。

解説

泣いてだだをこねる子供と、強い権力を持っている地頭には、とても勝つことができないということから 生まれたことわざで、鎌倉時代以降に、大きなちからを持っていた地頭という役人と、泣いてわがままを言う 子供は、どちらも同じように、相手を説得させることは、とても難しいということのようです。今の時代にも、 権力はありますが、ひとことで言うと、政治権力ということのようです。

重要語の意味

泣く子=「なくこ」と読み、ないてだだをこねるこども。  地頭=「じとう」と読み、鎌倉時代から室町時代にかけて荘園を管理していた役人。荘園から税をとり治安を守る仕事をしていた。  勝つ=「かつ」と読み、相手を負かせる。相手よりまさる。  権力=「けんりょく」と読み、他人を支配して従わせるちから。政治権力。  さからう=人の意見などに反対する。  だだをこねる=思うようにならなくてわがままをいう。  荘園=「しょうえん」と読み、貴族や寺院や武士などが持っていた広い土地。  役人=「やくにん」と読み、おおやけの仕事をしている人。  鎌倉時代=「かまくらじだい」と読み、日本で初めて貴族に変わって武士が政治を始めた時代。1185年に源頼朝が鎌倉に幕府を開いた。  説得=「せっとく」と読み、話をして相手を納得させること。  政治権力=「せいじけんりょく」と読み、正当性のある法のもとで国家(政府)が国民に対して行うことのできる強制的なちから。国家権力。政権。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。     重要度=☆☆☆   難易度=ふつう

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