●人を以て鏡と為す

読み(ひらがな)

ひとをもって かがみとなす。

意味

他人の言動を手本にして、自分の行動を正しい方向へ導きなさい、という教え。

解説

自分の言動を客観的に見ることは、とても難しいことなので、 他人のやっていることを拠り所として、よいことは、まねをし、 悪いことは改めるようにしたほうがよい、ということだと思います。 鏡には、鑑という意味もあり、手本や模範のことでもあるようです。

重要語の意味

人=「ひと」と読み、他人。  以て=「もって」と読み、、、、によって。、、、を使って。  鏡=「かがみ」と読み、姿や顔をうつして見る道具。姿を見て形を整えることから、手本や模範。  為す=「なす」と読み、あることをする。行う。  他人=「たにん」と読み、自分以外の人。  言動=「げんどう」と読み、しゃべったり体を動かしたりすること。  手本=「てほん」と読み、何かをする時に模範とすべきもの。  行動=「こうどう」と読み、人が目的をもって何かをすること。  導く=「みちびく」と読み、ある状態にいたらせる。  客観的=「きゃっかんてき」と読み、外にあるものを自分の目と耳で実際に感じ取るようす。  難しい=「むずかしい」と読み、やさしくない。かんたんでない。  拠り所=「よりどころ」と読み、そのもののたよりになるもの。  改める=「あらためる」と読み、よいものにかえる。  鑑=「かがみ」と読み、金属で作られたかがみ。鏡の別の書き方。  模範=「もはん」と読み、見たり聞いたりして覚えるべき手本。 

いわれ(歴史)と重要度

唐書(とうじょ)。   重要度=☆☆☆    難易度=ふつう

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