●大声は俚耳に入らず

読み(ひらがな)

たいせいは りじに いらず。

意味

上品で知性の高い理論は、世間一般の人たちには、理解してもらえない、ということ。

解説

もとの意味は、高尚な音楽は、俗人の耳に入らず、その音楽を喜んで 聞く人はいない、ということです。これが変化して音楽が議論や言論、 または理論になったのだと思います。実際、ほとんどの人は、難しい 相対性理論や量子論などに興味を示さないと思います。また、 新型コロナワクチンの危険性やワクチンの薬害に関する書籍が多く 出版されていますが、この情報は、一般の人たちにはあまり伝わっていない状況です。 この現実は「大声は俚耳に入らず」に近い例ではないかと思います。

重要語の意味

大声=「たいせい」と読み、@高雅な音楽。上品な音楽。A高尚な理論。  俚耳=「りじ」と読み、世間一般の人の耳。俗人の耳。  入らず=「いらず」と読み、はいらない。受け入れない。  上品=「じょうひん」と読み、高尚なようす。  知性=「ちせい」と読み、感覚によって得られた認識を理解したり考えたりする能力。  理論=「りろん」と読み、@学者、思想家などがあらわした学説など。A普遍的な知識体系。  理解=「りかい」と読み、わかる。なっとくする。  高尚=「こうしょう」と読み、精神性や品性の質が高いこと。  俗人=「ぞくじん」と読み、世間一般の人。  議論=「ぎろん」と読み、ある問題について意見を交換しながら論じ合うこと。  言論=「げんろん」と読み、言葉や文字によって自分の意見や考えなどを公表すること。  相対性理論=「そうたいせいりろん」と読み、アインシュタインによって確立された物理学の理論。  量子論=「りょうしろん」と読み、光や原子の電子などの動きを観察することによって生まれた量子力学を基礎にした理論。  興味=「きょうみ」と読み、いずれかの事に関心を示すこと。  新型コロナワクチン=新型コロナウイルス感染症予防のために始められた治験中のワクチン。  ワクチンの危険性=「わくちんのきけんせい」と読み、スパイクタンパクの問題点とmRNAワクチンの問題点を指摘したもの。  ワクチンの薬害=「わくちんのやくがい」と読み、健康であった人がワクチン接種後に突然、健康被害や体調不良と死亡が確認され、 ワクチンが原因であると考えられる事案。ワクチンによる健康被害の救済認定の数は6000件を超え、死亡の認定数は493件となっている。 

いわれ(歴史)と重要度

荘子・外遍。    吾輩は猫である。   重要度=☆☆☆      難易度=むずかしい

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大声
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