●暗中模索

読み(ひらがな)

あんちゅう もさく

意味

手がかりのないまま、あれこれとやってみること。

解説

はっきりとした方法が分らないまま、いろいろのことを考えたり、試したりして何かを探し求める、ことのようです。 もとの意味は、「暗闇の中で、手さぐりで、ものを探す」ということです。 世の中で、あまりよく分かっていないことを知ろうとする時、手もとに頼りとする本などもなく、ただ、いろいろと考えたり、 試しに何かを、やってみたりして、知りたいことを探し求めること、ではないかと思います。

重要語の意味

暗中=「あんちゅう」と読み、暗闇の中。くらがりの中。  模索=「もさく」と読み、手さぐりでさがすこと。よく分かっていないことをいろいろ考えながら探っていくこと。  暗=くらい。やみ。あきらかでない。  中=なか。  模=手本。方法。  索=さがす。もとめる。  手がかり=「てがかり」と読み、手でつかむところ。確かなもの。  あれこれ=いろいろなこと。  方法=「ほうほう」と読み、やりかた。  考える=「かんがえる」と読み、頭の中である物事が何であるのかを探したりする。  試す=「ためす」と読み、実際にやってみて正しいか誤りかを確かめる。  探す=「さがす」と読み、何かを見つけ出すために追ってもとめる。  求める=「もとめる」と読み、得ようとする。ほしいと思う。  暗闇=「くらやみ」と読み、何も見えなくてくらいこと。光がないこと。  手さぐり=くらいところで目を使わないで手だけでものを確かめること。  頼り=「たより」と読み、手がかり。たのみとするもの。 

いわれ(歴史)と重要度

随唐嘉話(ずいとうかわ)。   重要度=☆☆☆   難易度=ふつう

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暗中模索