●隔靴掻痒

読み(ひらがな)

かっか そうよう

意味

物事が思うようにならくて、じれったく、もどかしいことのたとえ。

解説

足がかゆくて、かきたいのだけれど、靴をはいているので思うように、かくことができない、 ということから生まれた四字熟語のようです。「靴を隔てて痒きを掻く(くつをへだててかゆきをかく)」 とも言うようです。物事の一番大切で中心になっていることが、なかなかわからなくて、思うようにならず、 いらいらする感じがして心が落ち着かないようすを言った言葉のようです。

重要語の意味

隔=「かく」と読み、へだてる。物を間において直接触れないこと。  靴=「か」と読み、くつ。かわぐつ。  掻=「そう」と読み、かく。ひっかく。爪でさわる。「掻」は簡易字体。  痒=「よう」と読み、かゆい。皮膚がむずむずする感じ。  じれったい=腹立たしい感じ。いらいらする。  もどかしい=いらいらする。  いらいらする=心が落ち着かない。  無門関=「むもんかん」と読み、禅の公案に関する書。 

いわれ(歴史)と重要度

無門関(むもんかん)。   景徳伝灯録。   重要度=☆☆☆

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隔靴掻痒


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