●猫に木天蓼

読み(ひらがな)

ねこに またたび。

意味

非常に好きなもののたとえ。また、それを与えれば、必ず効果があることのたとえ。

解説

猫は、「またたび」という植物になる木の実が大好きで、この木の実を食べると、猫が、 ふらふらと、酒を飲んで、酔ったようになってしまう為、生まれたようです。 猫に、またたびを与えれば、必ず効果があるという意味なのかもしれません。 また、この句の後に、「お女郎に小判」(おじょろうにこばん)、とも続けていうようです。

重要語の意味

猫=哺乳類の動物の一つ、4本足で立ち、古くから家で、よく飼われてきた動物。  木天蓼=「またたび」と読み、マタタビ科のつる性の低い木。この植物になる実は、 猫が大好き。また、この実は、人が食べたり、漢方などの薬としても用いられ、漢方では、虫こぶのまたたび の実を「もくてんりょう」と言う。  女郎=「じょろう」と読み、@遊女(ゆうじょ)。A若い女性。  小判=「こばん」と読み、江戸時代に、使われていた、丸く細長いお金。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。   重要度=☆☆☆

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