●腹八分に医者いらず

読み(ひらがな)

はらはちぶに いしゃいらず。

意味

食事をする時は、おなかが、いっぱいになるまで、食べないで、少し足りないくらいで、 やめておけば、体にもよく、健康でいられるという教え。

解説

おいしいものを食べていると、どうしても、腹いっぱいまで、食べたくなりますが、 食べ過ぎれば、後で、お医者さんの、お世話になるかもしれないけれど、食事を、常に、 注意して控えめに取っていれば、健康にいいということのようです。なかなか難しいかもしれませんが、 食事に関する一つの、いましめでは、ないかと思います。 また、食べ過ぎをしないようにする為には、よくかんで食べることが必要かと思います。 この句は、「腹八分目に医者いらず」、「腹八分に病なし」とも言うようです。

重要語の意味

腹=「はら」と読み、人の胸と腰の間の前の部分。おなか。胃と腸。  八分=「はちぶ」と読み、あるものを10個に分けて、それが8つあること。 八割。80%。  医者=「いしゃ」と読み、病気の人の体を見て、その病気を治すことを仕事に している人。  いらず=必要がなくなる。 

いわれ(歴史)と重要度

貝原益軒(かいばらえきけん)の養生訓(ようじょうくん)。   重要度=☆☆☆   

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貝原益軒と養生訓

江戸時代の初め頃の教育者であり、医者でもあった、貝原益軒(かいばらえきけん)は、 「本草学(ほんぞうがく)」という中国から伝わった、薬を主体とした、動物や植物全般の 自然に関する学問を深く、学んでいたようです。彼は、84歳ぐらいまで長生きした方のようで、 晩年に、人が健康で、楽しく長生きするには、どのようにするべきかの教えを、一般の人たちに、 分かりやすく書き表したのが、養生訓(ようじょうくん)という、本です。 養生訓には、食べる事を主体に、心の持ち方や、生活のさまざまな内容を、彼の経験や、学問の知識から、 分かりやすく書きあらわしたのが特長のようです。


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本の紹介

養生訓

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