●いやいや三杯

読み(ひらがな)

いやいや さんばい。

意味

口先だけで、遠慮したり辞退したりすること、のたとえ。

解説

お酒を勧められた時、口では、「いやいや、飲めませんから」と、相手が差し出したお酒を断るのだけれど、 実際には、3杯もお酒を飲んでしまうことから生まれたことわざです。口では言葉をひかえめにしたり、 すすんで何かをしようとはしませんが、人から頼まれたり、すすめられた時、実際は、それ以上に言ったり、 行ったりしてしまうことを、たとえても言うようです。「いやいや三杯十三杯(いやいやさんばいじゅうさんばい)」 とも言うようです。お酒の席では、よく使われるようですが、たとえとしての意味があったとは知りませんでした。

重要語の意味

いやいや=気に入らないけれどしかたがなく何かをするようす。  三杯=「さんばい」と読み、3つのさかずき。3杯のお酒。  口先=「くちさき」と読み、口でしゃべる言葉。  遠慮=「えんりょ」と読み、言葉や動作などをひかえめにすること。  辞退=「じたい」と読み、他にすすめられたことを断ること。  勧める=「すすめる」と読み、@飲み物などを相手の前に差し出す。A自分の好きなことを相手にも誘いをかける。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。    重要度=☆☆☆   

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三杯
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