●鯖を読む

読み(ひらがな)

さば を よむ。

意味

自分の都合のいいように、数をごまかすこと。

解説

ものの数を伝えようとする時、自分の立場がよくなるように、実際の数を言わないで、多く数えたり、少なく数えて 相手をだますこと、のようです。このことわざが生まれた理由には、いくつかの説があるようですが、昔、魚の市場で、 鯖を数える時、くさりやすい魚だったので、早く数えて売り終わりたかったためか、 魚の数をいい加減に数えた、という説が最も強いようです。

重要語の意味

鯖=「さば」と読み、海の中に住む魚。体の大きさは30から50センチ。背中が青緑をして黒の縞模様がある。 みそ煮、塩焼き、酢でしめたりして食べる。  読む=「よむ」と読み、数える。  数える=「かぞえる」と読み、ものがいくつあるかを数字などで順にあらわすこと。  都合=「つごう」と読み、他とのかかわりあいの程度。  立場=「たちば」と読み、人が置かれている環境。  ごまかす=うそを言って相手に本当だと思わせる。うそを言ってだます。  数=「かず」と読み、同じものがいくつあるのかを示すことば。1、2,3など。  説=「せつ」と読み、あることを説明するための文章。 

いわれ(歴史)と重要度

くさりやすい魚だったので。    重要度=☆☆☆   

スポンサードリンク


[01]


さば