●山椒は小粒でもぴりりと辛い

読み(ひらがな)

さんしょうは こつぶでも ぴりりと からい。

意味

からだは小さくても、気性が鋭く、力量があり、侮れないこと、のたとえ。

解説

からだは小さくても、頭や感覚のはたらきが、すぐれていて能力もあるので、 その人のことを軽く見ることができないこと、のたとえのようです。 小さいからと思って、あなどってはいけない、ということです。 山椒は、小さな実ではあるけれども、その実は、強い辛さを持っているので、 このように使われるようです。 山椒は、日本に古くからあり、縄文時代から使われていた香辛料のようです。 うなぎの蒲焼きに、よく合います。

重要語の意味

山椒=「さんしょう」と読み、みかん科の低い木。山などに自生する。小さな実をつけ香辛料などに使われる。  椒=はじかみ。  小粒=「こつぶ」と読み、ちいさなつぶ。  粒=丸くて小さなもの。  ぴりり=ぴりっと。からいものを口に入れた時、舌に強い刺激を受けるようす。  辛い=「からい」と読み、からいものを口に入れた時、舌に感じる味のようだ。  小さい=「ちいさい」と読み、おおきくない。  気性=「きしょう」と読み、生まれた時から持っている心の性質。  鋭い=「するどい」と読み、頭や感覚のはたらきが、すぐれているようす。  力量=「りきりょう」と読み、ある人が出すことのできる能力の程度。  侮る=「あなどる」と読み、相手の能力などを軽くみる。ばかにする。  縄文時代=「じょうもんじだい」と読み、縄文式土器が使われていた時代。12000年から2000年くらい前までの時代。  香辛料=「こうしんりょう」と読み、植物の実や種、葉や茎や根などを乾燥したもの。 魚肉のくさみをおさえたり料理の味をおいしくするために使われる。  蒲焼き=「かばやき」と読み、うなぎなどを開いて骨を取り適当な大きさに切って串にさし、たれをつけて焼いたもの。 

いわれ(歴史)と重要度

毛吹草。   重要度=☆☆☆       難易度=ふつう

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辛い
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