●口車に乗せる

読み(ひらがな)

くちぐるまに のせる。

意味

言葉を巧妙に使って人をだまし、もてあそぶことのたとえ。

解説

ことばを上手に使って相手をだまし、自分の思うように相手を動かしてしまうことのようです。 知らない間に、よく回る車輪の上の乗物に乗ってしまうようすに似(に)ているので、このようにたとえたのだと思います。 今問題になっている振り込め詐欺は、被害にあった人が口車に乗せられてしまったため、お金をだまし取られてしまう事件だと思います。

重要語の意味

口=「くち」と読み、ことばをしゃべる時に使う体の一部。  口車=「くちぐるま」と読み、上手な言いまわし。車輪がよく回るようすにたとえたことば。  乗せる=「のせる」と読み、自分の思うようにするために相手をだます。  言葉=「ことば」と読み、相手に何かを伝えるために口から出る声。  巧妙=「こうみょう」と読み、やり方などが非常にたくみなようす。  たくみ=やり方がうまいようす。  だます=うそを本当のように言って正しいことだと思わせる。  もてあそぶ=@人を思いのままにあつかう。A人をおもちゃにする。  車=「くるま」と読み、輪が回ることによって進むのりもの。 2つの丸い形をした輪の中心を軸となる棒でつなぎ転がすもの。自動車。人力車。  車輪=「しゃりん」と読み、くるまのわ。  輪=「わ」と読み、車を動かすためにある丸い形をしたもの。  乗物=「のりもの」と読み、人や物などを移動させるための機械。  振り込め詐欺=「ふりこめさぎ」と読み、加害者が、被害者を口車に乗せて銀行口座へお金を振り込ませること。  被害=「ひがい」と読み、害を受けること。 

いわれ(歴史)と重要度

軍術出口柳。    重要度=☆☆☆     難易度=やさしい

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