●郷に入っては郷に従う

読み(ひらがな)

ごうにいっては ごうにしたがう。

意味

新しい所に、住むようになったら、その土地に古くから伝わる生活のやり方のようなものが、 あるので、そのやり方に従って生活したほうが、いいという教え。

解説

この句は、何かの集まりや、サークルのようなものに、はいったら、その集まりのやり方に従う べきという意味もあるようです。要するに、周りの人たちのやり方に合わせたほうが、何事も、 問題なく、うまくやっていけるということのようです。又、この句は、「郷に入りては郷に従え」 とも言うようです。

重要語の意味

郷=「ごう」と読み、田舎、地方のこと。  入る=「いる」と読み、「はいる」という言い方の古い言い方。違う所へはいって行く。  従う=「したがう」と読み、自分以外の他の人考えているとおりにする。しきたりのとおりにする。 

いわれ(歴史)と重要度

江戸時代の寺子屋の教科書、童子教(どうじきょう)。荘子(そうし)山木編。   重要度=☆☆☆

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【道教の荘子】