●早起きは三文の徳

読み(ひらがな)

はやおきは さんもんの とく。

意味

朝、早く起きることは、健康にも良いし、必ずいくらかの利益があり、 また、何か自分にとって、良いことが得られるというたとえ。

解説

電灯がなかった昔は、昼間の明るいあいだに、仕事をするのが、あたりまえで、 あまり夜おそくまで、働くということは、なかったと思われます。特に、朝早くに 起きて、仕事をし、夜も暗くなったら、すぐに眠れば、自然の流れに従った、 規則正しい生活のリズムとなり、健康にもいいということと思われます。三文というお金は、 ほんの少しのお金のようですが、早起きを、毎日続ければ、大金(たいきん)にもなるという ことかもしれません。また、この句は、「朝起きは三文の徳」ともいいます。

重要語の意味

早起き=「はやおき」と読み、朝、早くに起きること。  朝起き=「あさおき」と読み、早起き。  三文=昔の江戸時代のお金、 寛永通宝(かんえいつうほう)が三枚。 ほんの少しのお金という意味。  徳=得。利益やもうけ、めぐみ。 

いわれ(歴史)と重要度

中国、清の時代の書、通俗編(つうぞくへん)。   重要度=☆☆☆   

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一文銭


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