●軽佻浮薄

読み(ひらがな)

けいちょう ふはく

意味

信念がなく浮ついているので、落ち着きがなく軽はずみなことをしてしまうようす。

解説

行動の基本となる考え方が、しっかりしていないため、心が不安定になり、 よく考えないで、しゃべったり行動したりすることのようです。 このような人の心の中は、薄い旗が風でなびくように、いつも揺れ動いているので、 他人の言動に影響を受けやすいのだと思います。

重要語の意味

軽佻=「けいちょう」と読み、落ち着きがなく軽はずみなようす。  浮薄=「ふはく」と読み、信念がなく浮ついているようす。  軽=かるい。落ち着きがない。  佻=かるい。あさはか。  浮=うく。うわついた。ふわふわとしたようす。  薄=うすい。かるがるしい。  落ち着き=「おちつき」と読み、心が安定して静かになること。  軽はずみ=「かるはずみ」と読み、よく考えないでしゃべったり行動したりすること。  信念=「しんねん」と読み、かたく信じて疑わない心。行動の基本となる心。  浮つく=「うわつく」と読み、気持ちが舞い上がって落ち着かない。旗が風でなびくように心がふらふら動いている。  行動=「こうどう」と読み、身体を動かして何かをすること。  基本=「きほん」と読み、もとになること。  考え=「かんがえ」と読み、感情的でなく、すじ道を立てて頭を働かすこと。  不安定=「ふあんてい」と読み、安定していないこと。  薄い=「うすい」と読み、厚みが少ない。  旗=「はた」と読み、布などで作った目印のようなもの。さおにひもをつけてかかげるもの。  風=「かぜ」と読み、空気の流れ。  なびく=風の流れに従って横に揺れ動く。  揺れ動く=「ゆれうごく」と読み、上下左右などにうごく。  言動=「げんどう」と読み、しゃべったり動いたりすること。  影響=「えいきょう」と読み、ある作用によって他のものに変化をあたえること。 

いわれ(歴史)と重要度

六方礼経講話・椎尾弁匡著。   重要度=☆☆☆       難易度=ふつう

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軽佻浮薄


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