●木から落ちた猿

読み(ひらがな)

きから おちた さる。

意味

生活の頼りとなるものを失ってしまい、どうしたらいいのかわからず、 途方に暮れている状態のたとえ。

解説

猿は、木の上では自由に動き回れるけれど、木を失って地上に降りると、 食べるものに困り、また、何か他の動物のえじきにされてしまうかもしれず、 どうしたらいいのか分からなく、困ってしまうことから生まれているようです。 「木から離れたる猿の如し(きからはなれたるさるのごとし)」=木から離れた猿のよう。 ともいうようです。

重要語の意味

木=植物の一つで、地面から出る幹がしっかりしていて大きく高くなるもの。  落ちる=高いところから低い所へ移る。  猿=「さる」と読み、人間に最も近い動物で、主に木の上で生活するもの。  途方に暮れる=「とほうにくれる」と読み、やろうとしても、やれることがなくて、 どうしたらいいのか分からなくなる。  えじき=何かにねらわれて、その食べ物になること。  説苑=「ぜいえん」と読み、中国の古典。君主のための戒めなどと、 社会生活の中で役に立つ処世訓を集めたもの。劉向(りゅうこう)という前漢末の学者が書いたもの。 

いわれ(歴史)と重要度

説苑(ぜいえん)。 戦国策(せんごくさく)。 源平盛衰記。   重要度=☆☆☆   

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