●国家と教養   

読みと(出版社)

こっかと きょうよう。     (新潮社)。

紹介と感想など

戦争へ結びつく原因のひとつに、「教養のない国民」ということが考えられ、そのような観点から 書かれた本であろうと思われます。つまり、「教養なき国民が国を滅ぼす」ということです。 教養を身につけるには、「本を読む」ことが、とても重要であると言っています。 昔と違って、現代は、テレビやスマートフォンなどがあるので、殆ど本を読む時間がなく、読書を楽しむ人は、 非常に少なくなっているのではないかと思います。私(音吉)も、以前は、本を読む時間は非常に少なく、 一冊の本を読み終えるということは、殆どなかったと思います。しかし、当サイトを作り始めてからは、 少しでも言葉の使い方を覚えようと思って、1日1ページを目標に、毎日、本を読むようにしました。 本を毎日、読むことは意外と続きませんが、「1日1ページを読む」ことによって、 読書の習慣を身につけることが出来ました。音吉の読書の習慣は、10年以上続いています。   [総ページ数=199]

印象に残った言葉

グローバルスタンダード。    ゴミ情報。    ギリシャ古典。    第一次大戦。    サラエボ事件。    ヒットラー。    藤村操。    日光華厳の滝。    コミンテルン。    ハルノート。    オレンジ計画。    教養の四本柱。    偏見、独断、誤解。    きけわだつみのこえ。    バブルの発生と崩壊の真因の分析もせぬまま、一気に葬り始めたのです(8)    ターゲットを共産国から経済戦略に切り替えました(16)    西洋崇拝に発した借り物の思想(135)    読書、文化、芸術などに親しむことが大切(152)    民主主義ほど危険な政治形態はありません(174)   

著者の紹介

藤原 正彦(ふじわら まさひこ)。
1943年、旧満州生まれ。    数学者、理学博士。    著書、「国家の品格」など多数。


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このページは音吉が読んだ本の記録と紹介です。

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