●梅はその日の難逃れ

読み(ひらがな)

うめは そのひの なんのがれ。

意味

朝、梅を食べれば、その日一日、災難から逃れることができる、ということ。

解説

梅の実は、かなりすっぱいため、生では食べず、梅干しや梅酒などにして食べるのが普通のようですので、 ここで言う梅とは、梅干のことかと思います。 梅に含まれるクエン酸は疲労回復や殺菌効果があるので、昔から病気の予防に使われてきたため、 このように表現されるのだと思います。また、梅干しには腸の調子を整える作用もあるので、無添加のものを毎日食べるのがいいと思います。 もちろん、梅だけ食べていても健康にはなれませんから、バランスのよい食べ物を取るということが基本的に必要です。 青梅の実は、6から7月頃に取れるので、雨の多いこの時期を梅雨と呼ぶようです。 (塩分取り過ぎに注意)

重要語の意味

梅=「うめ」と読み、バラ科の木で、2月頃花を咲かせ、6月頃実をつける。クエン酸やリンゴ酸が含まれる果実で食用となる。  その日=該当する日。  難=「なん」と読み、災難。悪い出来事、病気など。  逃れ=「のがれ」と読み、悪いことから遠ざかる。  梅干=「うめぼし」と読み、梅の実を塩漬けにして干した日本独特の食べ物。  梅酒=「うめしゅ」と読み、一定期間、砂糖と青梅を焼酎に漬けた甘い酒。夏の飲み物。  クエン酸=「くえんさん」と読み、有機酸のひとつ。人の体の中で糖をエネルギーに変える為に必要な物質。疲労回復や精力維持に効果がある。  無添加=「むてんか」と読み、着色料や水あめハチミツなどを使っていない梅と塩としそで作られた梅干し。  青梅=「あおうめ」と読み、熟していない青い梅。酸が多く毒素も含まれるので生では食べない。特に核(さね)には毒が多いらしい。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。    重要度=☆   

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