●知恵の鏡も曇る

読み(ひらがな)

ちえの かがみも くもる。

意味

運が尽きてしまって、思うようにならないと、正しい判断ができなくなる、ということ。

解説

運が悪くなってくると、さまざまなことが思うようにならないため、知恵が正しく働かなくなる、ということのようです。 知恵の鏡が欲望によって曇り、物事を正しく見ることができないため、悪い方向へと進んでしまう、ということと思います。 外の世界を正しく映し出すことができている時はいいのですが、鏡が曇って外の世界が違ったものに見えてしまうことを言った言葉だと思います。 「知恵の鏡」と聞いて思いついたのは、「大円鏡智」という言葉です。この2つの言葉が同じものかどうかはわかりませんが、 何か関係があるのではないかと思い書き加えておきました。

重要語の意味

知恵の鏡=「ちえのかがみ」と読み、鏡が外の世界のようすを正しく映し出すように、人が外の世界を正しく認識できることをたとえた言葉。 正しい判断のできる知恵。  曇る=「くもる」と読み、@鏡の表面などにほこりや水滴がついて映った像がはっきりと見えなくなる。A心配事や悲しみなどで心の中が暗くなる。  知恵=「ちえ」と読み、@ものごとの善悪を正しく判断する心の働き。A経験から得た知識。  鏡=「かがみ」と読み、表面が光をはねかえす原理を利用して作られたもので自分の顔などを見るために使う道具。  運=「うん」と読み、自分の力では変えることが難しいと考えられているめぐりあわせ。運命。  尽きる=「つきる」と読み、@だんだんと減ってなくなる。Aそこで終わる。  判断=「はんだん」と読み、物事のあり方などを見て自分の考えや意志を決めること。  働く=「はたらく」と読み、心がうごく。  欲望=「よくぼう」と読み、今の状態よりもっとよくなってほしいと、さらに何かを求めようとする心。  大円鏡智=「だいえんきょうち」と読み、唯識仏教が説く仏の四つの智慧(成所作智、妙観察智、平等性智、大円鏡智)のひとつ。アラヤシキを転じて得る智。 

いわれ(歴史)と重要度

鷹筑波。   信長記。   重要度=☆    難易度=普通

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知恵
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