●破れ鍋に綴じ蓋

読み(ひらがな)

われなべに とじぶた。

意味

どんな人でも、その人に似合った、結婚相手がいるというたとえ。

解説

ひびが入った鍋には、修理をした蓋が合うように、その人に、似合った相手と、 一緒になるほうが、互いに、つりあいが取れて、うまくいくということから生まれた句。 又、似た者、同士の組み合わせのほうが、うまくいくというたとえにも使うようです。 この句は、人をほめる時には、使わないようです。又、音吉が思うに、鍋を女性、 蓋を男性に見た立ているようにも感じます。(その逆かも?)

重要語の意味

破れ鍋=「われなべ」と読み、ひびが入ってしまった鍋。昔は、焼き物(陶器)だったので、ひびが入ることがあったと考えられる。  綴じ蓋=「とじぶた」と読み、2つ以上に、こわれたものを、つなぎ合わせて修理した鍋のふた。

いわれ(歴史)と重要度

江戸いろはがるた。毛吹草(けふきぐさ)。   重要度=☆☆☆

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