●大風が吹けば桶屋が儲かる

読み(ひらがな)

おおかぜが ふけば おけやが もうかる。

意味

あることが原因となって、意外なところに、影響が出、思いもよらない結果を生むことのたとえ。 また、当てにならないことを期待をすることのたとえ。

解説

このことわざは、古い笑い話が、もとになっているようです。それは、 大風が吹く。 砂ぼこりが舞う。  砂ぼこりが人の目に入る。 目の不自由な人が増える。  目の不自由な人は三味線で生活するので。 三味線に使う猫の皮がたくさん必要になる。  猫が少なくなる。 猫がねずみを取らなくなる。  ねずみが増える。 ねずみが食べ物を入れてある桶(おけ)をかじる。  桶が足りなくなり、桶屋が儲かる。という笑い話のようです。「大風が吹けば桶屋が喜ぶ」とも言うようです。

重要語の意味

大風=強く吹く風。  吹く=温度の違いにより、風が起こり、流れていく。  桶屋=「おけや」と読み、桶を作って売っている家。  桶=「おけ」と読み、細長い板をたくさん並べて、丸い筒を作り、 底に板をつけて、割った竹で外側をしめつけて作った入れ物。主に、味噌や漬け物を作る時に使う。  儲かる=商売などで、たくさんのお金を得る。 

いわれ(歴史)と重要度

昔話(笑い話)。    重要度=☆☆☆   

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