●厚顔無恥

読み(ひらがな)

こうがん むち

意味

厚かましく、恥を知らないようす。

解説

他人に迷惑をかけても平気でいて、自分の思うままに、しゃべり行動することのようです。 目立ちたいという気持ちが強いため、自分の欠点などに気づかずに遠慮もなく 行動することではないかと思います。 この四字熟語を初めて知ったのは、「大河の一滴」という本のあとがきを読んでからです。

重要語の意味

厚顔=「こうがん」と読み、厚かましいこと。面(つら)の皮が厚いこと。  無恥=「むち」と読み、恥を知らないこと。自分の欠点に気づかず図々しいこと。  厚=あつい。あつかましい。  顔=かお。面目。  無=ない。後ろの語を打ち消す語。  恥=はじる。心がとがめる。  厚かましい=「あつかましい」と読み、遠慮がなく図々しいようす。  恥=「はじ」と読み、はじること。自分の欠点や間違いなどに気づいて恥ずかしいと思うこと。  迷惑=「めいわく」と読み、ある人のした事が原因となり他の人などが嫌な思いをすること。  平気=「へいき」と読み、間違ったことをした時などに、なんとも思わないこと。  行動=「こうどう」と読み、何かをするために体を動かすこと。  目立つ=「めだつ」と読み、他の人より良く見える。  欠点=「けってん」と読み、十分でないところ。よくないところ。  遠慮=「えんりょ」と読み、言葉や行動などをひかえめにすること。  大河の一滴=「たいがのいってき」と読み、五木寛之さんが1998年に書いたエッセー集。  図々しい=「ずうずうしい」と読み、人に迷惑をかけても平気でいるようす。  恥ずかしい=「はずかしい」と読み、自分の欠点などを意識して人の前に出るのが嫌である。 

いわれ(歴史)と重要度

文選(もんぜん)。    大河の一滴。   重要度=☆☆       難易度=ふつう

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厚顔無恥


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