●立てば芍薬、座れば牡丹
読み(ひらがな)たてばしゃくやく すわればぼたん。 |
意味美しい女性のことを、花にたとえていう言葉。立っている姿は、しゃくやくに、座っている姿は、 ぼたんの花のように、とても美しいと、たとえた言葉。 |
解説美しい女性が立ったり座ったりする姿を、花の中でも、最も美しいと言われる、ボタンと、シャクヤクを 使って、たとえているようです。昔は、ボタンは「花の王」、シャクヤクは「花の宰相」と呼んでいたようです。 2つ共に、ボタン科の花なので、よく似ていて、赤や白の花びらをたくさん持ち、あでやかな美しい花を 咲かせるのが特長のようです。この句は、この後に、「歩く姿は百合の花」とも続くようです。 |
重要語の意味芍薬=「しゃくやく」と読み、ボタン科の多年草植物。薬として日本へやってきた。 赤や白の美しい花を咲かせる。 牡丹=「ぼたん」と読み、ボタン科の落葉低木。漢方薬として日本へやってきた。 花びらが多いためか、百花の王とされていた。 宰相=「さいしょう」と読み、王(天使)を助けて政治をする人。王の次にくるもの。 あでやか=若々しく、上品で、優雅な美しさ。 百合=「ゆり」と読み、ユリ科の球根草。美しい花を咲かせる。キリスト教では、聖花としている。 鉄砲百合が有名。 牡丹、芍薬とも、「キンポウゲ科」と記載された本もある。 |
いわれ(歴史)と重要度不明。 重要度=☆☆☆ |
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