●下手の長談義

読み(ひらがな)

へたの ながだんぎ。

意味

話が下手な人は、人生などの道理を説明してくれても、長くなるだけで、 とてもつまらない話になってしまい、迷惑であるということ。

解説

「談義」はもともと、お坊さんの説教のことを意味していたようで、これがまとまらず 長くいやなものになってしまうことを「長談義」というようです。 昔は、これに続けて、「高座の妨げ(こうざのさまたげ)」とも言っていたようです。 お寺で、説教する場合、高座の前で話をする、お坊さんが、高座で中心となる説教をする お坊さんの妨げになる、という意味があるようです。

重要語の意味

下手=話し方がいいかげんで、よく考えられていないこと。注意深くない。まずいこと。  談義=お坊さんが仏教の話など(人生についての話)を説明してくれること。話し合うこと。 高座=お寺で、説法をするために、位置を高くして座るようにした場所。 妨げ=邪魔になること。

いわれ(歴史)と重要度

京都いろはがるた。 毛吹草(けふきぐさ)。   重要度=☆☆☆

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談義
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