●看板に偽りあり

読み(ひらがな)

かんばん に いつわりあり。

意味

看板に書いてあることと、実際に売りに出ている品物が異なっていることのたとえ。

解説

商品を売るためには、その商品を説明することがあります。 その場合に、商品の説明と、実際の品物がちがっていることを示したことわざです。 たとえば、商品を説明している内容には、良いことが書いてあるけれども、実際に 売っている品物は、それほど良いものでなかったり、また、店先に出ている見本と、 実際に売っている品物が違っていることのようです。 現代風に言いかえるなら、「誇大広告」という言葉になると思います。

重要語の意味

看板=「かんばん」と読み、@宣伝の目的で店名や商品名などを人目につきやすくしたもの。 A宣伝をするために商品などを説明するもの。  偽り=「いつわり」と読み、人をだますこと。うそを言うこと。  実際=「じっさい」と読み、現実のようす。  売る=「うる」と読み、お金と引きかえにして品物や権利を他人にわたす。  品物=「しなもの」と読み、何かに使うためのもの。  異なる=「ことなる」と読み、ちがう。  商品=「しょうひん」と読み、売りに出すもの。  説明=「せつめい」と読み、ある内容などを分かりやすくあらわしたもの。  内容=「ないよう」と読み、文章などであらわされているもの。  店先=「みせさき」と読み、店の前のあたり。  見本=「みほん」と読み、商品の品質などを買う人に分かるように示したもの。サンプル。  違う=「ちがう」と読み、ことなる。  現代風=「げんだいふう」と読み、今の世の中にふさわしいようす。  誇大広告=「こだいこうこく」と読み、商品の品質などが実際より優れているように見せて、その商品を買う人が誤った理解をしてしまうような広告。  広告=「こうこく」と読み、商品のよさを広く知らせること。  宣伝=「せんでん」と読み、商品のよさを説明して多くの人たちに知らせること。  看=あるものを見る。ながめる。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。   重要度=☆☆☆   難易度=ふつう

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看板
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