●小恥を悪む者は大功を立つる能わず

読み(ひらがな)

しょうちを にくむものは たいこうを たつるあたわず。

意味

小さな恥を恐れるようでは、大きな功績をあげることはできない、ということ。

解説

ちょっとした失敗や負けを恐れて、恥をかくのが嫌だと思っていると、 何かを始めようとしても、行動が伴わないので、新しい事業などを 起こすことがなく、功績をあげることもない、ということだと思います。

重要語の意味

小恥=「しょうち」と読み、ちいさな恥。  悪む=「にくむ」と読み、きらう。おそれる。  大功=「たいこう」と読み、大きな功績。  立つる=「たつる」と読み、たてる。人に知られるようにする。  能わず=「あたわず」と読み、できない。  恥=「はじ」と読み、自分の立場を悪くすること。かっこうがわるいこと。  恐れる=「おそれる」と読み、こわがる。心配する。  功績=「こうせき」と読み、すぐれた働き。てがら。  失敗=「しっぱい」と読み、何かをしたとき思うようにできないこと。  負け=「まけ」と読み、競技会、コンクールなどに出場してまけること。  嫌=「いや」と読み、きらいであること。気にいらないこと。  行動=「こうどう」と読み、身体を動かして目的のことをすること。  伴う=「ともなう」と読み、それにつき従って生ずる。それといっしょにおこる。  事業=「じぎょう」と読み、社会的な仕事。生産と営利を目的とする仕事。 

いわれ(歴史)と重要度

史記。   重要度=☆   難易度=ふつう

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小恥
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