●泣き面に蜂

読み(ひらがな)

なきつらに はち。

意味

悪いことが起こった上に、さらに重なって悪いことが起きることのたとえ。

解説

何か、いやなことがあって、泣いている時、その泣いている顔に、蜂が刺しにきたという重なる不幸から生まれた句。 悪い事というのは、単独で起きるのではなく、重なって起きる場合があるということのようです。 英語のことわざ="Misfortunes never come singly."、音吉が使う場合は、「なきっつらにはち」です。

重要語の意味

泣き=悲しかったり、苦しかったりして、感情がこみ上げ、涙を流すこと。  面=顔のことで、少し下品な言い方(あまりいいことには使わない)。  蜂=昆虫の一種、羽がはえ、雄の蜂は、毒針をもち、人などを刺す場合がある。

いわれ(歴史)と重要度

江戸いろはがるた   重要度=☆☆☆   

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