●類を以て集まる

読み(ひらがな)

るいをもって あつまる。

意味

性格が似ているもの同士は、知らない間に自然と集まってしまうということ。

解説

性格や趣味など好みが同じような人たちは、自然と集まり、仲間になりやすいということ。 同じような考えを持つ人たちは、同じような世界を感じている、ということではないかと思います。 「類は友を呼ぶ」と同じような意味です。 中国の古い書物、「易経(えききょう)」 の繋辞上伝(けいじじょうでん)という章に書かれているようです。

重要語の意味

類=性質などが似ていることやもの。仲間。たぐい。  以て=「持ちて」の発音が変形したもの。前文を受けて、それゆえに、だから。 

いわれ(歴史)と重要度

易経・繋辞上伝。京都いろはがるた。   重要度=☆☆

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易経

易経とは、中国に古くから伝わる物事の吉凶を占うために生まれた書物で、 陰(マイナス)と陽(プラス)の2つの相を基本に、二の三乗から生まれる八卦、 さらに八卦の自乗から生まれる六十四卦を基本にして、 諸事象の吉凶を占う方法が書かれた書物のようです。


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【儒教の易経】