●箸と主とは太いのへかかれ

読み(ひらがな)

はしと しゅうとは ふといのへ かかれ。

意味

箸は太くてしっかりしたものがよいように、主人を持つならば、頼りになるしっかりした人がよいということ。

解説

箸は、すぐに折れない堅くて強いものがよいように、人に仕え世話になるのなら、 困った時に助けてくれそうな、肝が太い人を選んだほうが、よいということかと思います。 「主と」は「舅」と表現される場合もあり、結婚した相手の親のことでもあるようです。 また、このことわざは、「箸と主とは太いがよい」とも言います。

重要語の意味

箸=「はし」と読み、食事をする時に食べ物をつかむために使う細く短い2本のぼう。 木製(黒檀、紫檀)の箸と、ぬり箸がある。  主=「しゅう」と読み、主人。主君。  太い=「ふとい」と読み、@つよい。Aぼうの幅が大きい。  かかる=@取り上げられる。選ぶ。Aある人などに頼って世話になる。  主人=「しゅじん」と読み、@家の中で一番上にいる人。一家のあるじ。A自分が仕えている人。Bおっと。  持つ=「もつ」と読み、自分のものにする。  頼り=「たより」と読み、困った時に助けてくれる人。  折れる=「おれる」と読み、曲がって2つにわかれる。  堅い=「かたい」と読み、そのものが丈夫でしっかりしている。  仕える=「つかえる」と読み、目上の人のそばにいて、その人のためにはたらく。  世話=「せわ」と読み、めんどうをみること。  困る=「こまる」と読み、よくないことがおこったりして物事が思うようにならない。  助ける=「たすける」と読み、困っている人に物事がうまく進むように力をそえてやる。  肝が太い=「きもがふとい」と読み、勇気があって心がすぐに動かない。  選ぶ=「えらぶ」と読み、いくつかあるものの中からぬき出す。  舅=「しゅうと」と読み、結婚した相手の父親。  結婚=「けっこん」と読み、男と女が結ばれ家庭を持つこと。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。   重要度=☆☆    難易度=ふつう

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