●適材適所

読み(ひらがな)

てきざい てきしょ

意味

人の能力をよく知って、その能力にあっている仕事や地位を与えること。

解説

会社や、さまざまな組織の中で、それぞれの人が働く場合、その組織の上にいる立場の人が、 各人の持っている得意なちからをよく知って、そのちからがうまく働くように仕事などを任せる、ことのようです。 人には、それぞれ得意なことと、苦手なものがあります。その人の得意とすることが、よくあらわれるような仕事を させることをいった言葉ではないかと思います。

重要語の意味

適材=「てきざい」と読み、あることにふさわしい人材。  人材=「じんざい」と読み、役に立つ人。能力のあるひと。  適所=「てきしょ」と読み、その人に適した地位。その人にあっている仕事。  適=つりあう。かなう。ふさわしい。  材=はたらき。さいのう。性質。  所=ところ。いどころ。地位。  能力=「のうりょく」と読み、ものごとをなしとげるちから。ものごとを上手にやるちから。  知る=「しる」と読み、ものの意味などをあきらかにすること。  仕事=「しごと」と読み、任せられたことをすること。  地位=「ちい」と読み、多くの人がいる中でその人が与えられている位置。立場。  与える=「あたえる」と読み、上の立場の人が他の人に仕事や地位をまかせる。  会社=「かいしゃ」と読み、利益を目的に多くの人が集まっているところ。  組織=「そしき」と読み、ある目的のために多くの人が集まってさまざまな活動をしているところ。  働く=「はたらく」と読み、体を動かしたり考えたりして仕事をする。  立場=「たちば」と読み、その人がおかれている地位。その人が任されている仕事上の居場所。  各人=「かくじん」と読み、たくさんいる人たちのそれぞれ。ひとりひとり。  得意=「とくい」と読み、他の人よりもよく出来ること。やっていて楽しいと思えること。  任せる=「まかせる」と読み、@仕事などをあたえる。A他の人に仕事などを思うようにやらせる。  苦手=「にがて」と読み、やることがむずかしいこと。得意でないこと。 

いわれ(歴史)と重要度

吉田松陰・「世に材なきを憂えず」。   重要度=☆☆    難易度=ふつう

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適材適所