●表裏一体

読み(ひらがな)

ひょうり いったい

意味

2つのものの関係が密接であり、切り離すことができないこと。

解説

2つのものが、お互いに深くかかわり合って、別々にすることが出来ないことを意味しているようです。 目で見えるものには、多くの場合、「おもて」と「うら」があります。もっとも身近なものでは、 お金が考えられます。お金には、500円、100円などの丸い形をした硬貨があり、表と裏にはデザインがされています。 また、紙で作られたお札も同じように表と裏があり、片方が欠けてしまうと、お金にはなりません。 その他のものでは、形がうすく平らなものが考えられ、紙、衣類、皿、本などがあります。また、全く関係ない ようなものでも、お互いに補い合って、そのものを形作るものは、たくさんあります。たとえば、 天と地、昼と夜、夫婦、コンピュータのハードとソフトなどが考えられます。表裏一体の関係にあるものは、 他にもたくさんあると思います。

重要語の意味

表裏=「ひょうり」と読み、@おもてとうら。A外に出ている面と内側が異なること。  一体=「いったい」と読み、2つ以上のものがひとつになっているもの。ひとつのもの。  表=おもて。表面。あらわす。  裏=うら。うらがわ。内部。  体=からだ。かたち。すがた。ありさま。  関係=「かんけい」と読み、あることと別のことが互いにかかわり合うこと。  密接=「みっせつ」と読み、関係が非常に深いこと。  切り離す=「きりはなす」と読み、きってべつにする。  互い=「たがい」と読み、2つのちがうもののそれぞれ。  硬貨=「こうか」と読み、金属を熱でとかして丸い形にしたおかね。コイン。  デザイン=目で見てわかるように模様などを作ること。  お札=「おさつ」と読み、紙で作られたお金。紙幣。  補う=「おぎなう」と読み、つけ加えて完成させる。足りないところへつけ加える。  形作る=「かたちづくる」と読み、ある形としてできあがる。  天と地=「てんとち」と読み、空と地面、どちらが欠けてもこまる。  昼と夜=「ひるとよる」と読み、地上に太陽が上がっている時とかくれている時で一日を形成する。  夫婦=「ふうふ」と読み、結婚している男と女。子孫を残すために必要。  コンピュータ=入力部と演算部、出力部などから成り、さまざまな処理をハードとソフトによって実現するもの。  ソフト=コンピュータを動かすためのプログラム。  ハード=コンピュータを動かすための電気的な装置。キーボード、ディスプレイ、CPU、制御部、メモリなど。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。     重要度=☆☆     難易度=ふつう

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表裏一体