●捕らぬ狸の皮算用

読み(ひらがな)

とらぬ たぬきの かわざんよう。

意味

まだ、何も、確実になっていないのにもかかわらず、そのことに期待をし、それを当てにして、 いろいろと次の計画などを立てることのたとえ。

解説

まだ、狸をつかまえていないのに、その狸の皮を、いくらで売って、いくらもうけようかと、 あれこれと計画を立てることから生まれた句。たぬきの毛皮は、昔から、寒いときの防寒用の 衣服や、筆に用いる、毛として、使われていたようです。結構、高い値段で、売れたのでしょう。

重要語の意味

捕らぬ=「とらぬ」と読み、動物などをつかまえること。  狸=「たぬき」と読み、いぬ科の哺乳類の動物。山や草原の穴の中で生活する。 毛の色は、茶褐色。  皮=けもの等の表面をおおう部分、毛皮など。  算用=「さんよう」と読み、数などを計算すること。いくらになるのかを予想して、 値段をおおざっぱに、決めること。 

いわれ(歴史)と重要度

京都いろはがるた   重要度=☆☆☆

スポンサードリンク


たぬきの置物


[01]


本を読もう