●馬の耳に念仏
読み(ひらがな)うまの みみに ねんぶつ。 |
意味何度も、意見や忠告をしても、全く聞く気配がなく、話や忠告の、効き目がないことのたとえ。 |
解説馬に、念仏を聞かせ、説教しても、馬は、その意味や、ありがたさが分からない、ということから 生まれたことわざ。また、「馬の耳に風」という言い方があり、むしろ、こちらのほうが、 本来の言い方のようで、馬の耳に風が、吹いても、何も感じない、という意味のようです。 |
重要語の意味馬=比較的、大きな動物。人が乗ったり、荷物を載せたり、田畑を耕すときに 使われた。 耳=声や音を聞くためにある、動物や人間の体の器官。 念仏=「ねんぶつ」と読み、仏様の姿や、幸せをもたらす良い行いを、 心に感じながら、声を出して言う言葉。「なむあみだぶつ」など。 忠告=「ちゅうこく」と読み、その人のためになるよう、 悪い点などを教えてあげて、それを反省し改めるように言う言葉。 説教=「せっきょう」と読み、宗教などの教えを聞かせて、その教えに 導くこと。 |
いわれ(歴史)と重要度毛吹草(けふきぐさ)。 通俗編(つうぞくへん)。 重要度=☆☆☆ |
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