●生酔い本性違わず
読み(ひらがな)なまよい ほんしょうたがわず。 |
意味少しぐらい酒に酔っていても、その人の本来の性質は変わるものではない、ということ。 |
解説飲むお酒の量が、それ程多くなく、酔いがひどくない状態では、 その人がもともと持っている性質が違うものにはならないという 意味のようです。また、お酒を飲むと、本性がより強く出てしまう場合も あるかもしれません。適度にお酒に酔い、気持ちが大きくなると、 素面では表に出ないその人の本当の性質があらわれてくる場合も あると思います。また、 お酒を飲み過ぎると、気持ちが大きくなり、恥をかいたり 喧嘩になりやすいので、注意が必要です。 |
重要語の意味生酔い=「なまよい」と読み、酒に少しだけ酔うこと。 本性=「ほんしょう」と読み、本来もっている性質。 違わず=「たがわず」と読み、ちがわず。ちがっていない。同じである。 酒=「さけ」と読み、アルコール成分を含む飲みもの。日本酒、ビール、焼酎、ワイン、ウィスキーなど。 酔う=「よう」と読み、酒を飲んで気持ちがよくなったり大きくなったりする。アルコールの作用で起きる脳の機能低下。 本来=「ほんらい」と読み、もともとそうであること。 性質=「せいしつ」と読み、人が持っている考え方や行動の方向性。人それぞれに違うもの。 変わる=「かわる」と読み、前の時のようすとは違ったものになる。 量=「りょう」と読み、お酒がコップに入っている大さ。180cc、350ml、一合など。 状態=「じょうたい」と読み、その時のようす。 適度=「てきど」と読み、ちょうどよい程度。多くもなく少なくもない状態。 素面=「しらふ」と読み、お酒を飲んでいない時のこと。 恥=「はじ」と読み、面目を失うこと。世間から受ける評価を失うこと。 喧嘩=「けんか」と読み、ことばや体を使って相手をせめること。 |
いわれ(歴史)と重要度不明。 重要度=☆☆☆ 難易度=ふつう |