●泣く子は育つ

読み(ひらがな)

なくこは そだつ。

意味

大きな声で泣き叫ぶ赤ん坊は、元気なことを意味していて、病気になりにくい 健康な、強い子に育っていくということ。

解説

生まれたばかりの赤ん坊は、言葉がしゃべれませんから、体のどこかが痛くて泣く場合も あるかもしれませんが、ほとんどの場合、空腹感や、おむつの違和感、眠気などであり、 よく泣く赤ん坊は、丈夫な証拠で、 健康に育つということのようです。初めて子供を産んだお母さんは、特に、 赤ん坊の泣く姿を見て、不安に思う人が多いかもしれませんが、そんなことはなくて、 よく泣く子は、育ちもいいということのようです。同じようなことわざに、 「赤子は泣き泣き育つ」という句もあるようです。

重要語の意味

泣く子=ふとしたことで、不機嫌になり、たびたび、泣く赤ん坊。 赤ん坊は、言葉がしゃべれないので、お母さんに何かを伝えようとして、泣き叫ぶ。  育つ=赤ん坊が、お乳(ちち)を飲んだり、物を食べたりして、 少しずつ大きくなっていくこと。  赤ん坊=生まれて間もない子。赤ちゃん。赤子。 

いわれ(歴史)と重要度

貝原益軒の「和漢古諺(わかんこげん)」。   重要度=☆☆☆   

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