●泣く子も目を見る
読み(ひらがな)なくこも めをみる。 |
意味考えることを知らないような者でも、少しは周囲のようすを見て 振る舞うものだというたとえ。 |
解説経験が少なく知識もほとんどない子供でさえも、 まわりのようすを見てから泣きだすということかと思います。 幼い子供であっても、自分にとって不都合な形勢となった時には、 自分の気持ちを伝えるために、相手を困らせて泣き続けるという ことだと思います。「泣く子も目を開(あ)く」とも言います。 |
重要語の意味泣く=「なく」と読み、涙を流して声をあげる。悲しみや喜びの気持ちが高まった時にする行為。 子=「こ」と読み、こども。 目=「め」と読み、外の世界を見る器官。 見る=「みる」と読み、外の世界を目を用いて知る。 考える=「かんがえる」と読み、感情に流されないでいろいろ思う。 周囲=「しゅうい」と読み、自分をとりまく所。まわり。 振る舞う=「ふるまう」と読み、しゃべったり体を動かしたり泣いたりする。 経験=「けいけん」と読み、活動することによって五感からさまざまなことを感じ取ること。 知識=「ちしき」と読み、経験によって体の中に残っているもの。 幼い=「おさない」と読み、年が若い。考えがしっかりしていない。 不都合=「ふつごう」と読み、都合の悪いこと。困ること。 形勢=「けいせい」と読み、変化していくありさま。なりゆき。 気持ち=「きもち」と読み、ある人に対して起こる感情。 伝える=「つたえる」と読み、相手に対して自分の気持ちなどを知らせること。 相手=「あいて」と読み、自分の言葉などを受ける人。 困る=「こまる」と読み、どうしていいか分からなくて苦しむ。迷惑する。 |
いわれ(歴史)と重要度源氏烏帽子折。 重要度=☆☆ 難易度=ふつう |
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