●心は二つ身は一つ

読み(ひらがな)

こころはふたつ みはひとつ。

意味

心は、あれもこれもと二つ以上のことを望むが、からだは一つなので、 思うようにならない、ということ。

解説

心というものは、欲が深いためか、いろいろなことを望むようです。 たとえば、おいしいものを見ると、これも食べたいし、あれも食べたいと 思ってしまうことは、よくあると思います。また、たとえば、 大好きな歌手のコンサートの予約をした日と、別の大切な行事の日が、 重なってしまうと、どちらにも出かけて行きたいけれど、からだは、 一つしかないので、どちらかをあきらめるしかありません。

重要語の意味

心=「こころ」と読み、外の世界のことを感じ取って、それによって思いを起し何かをしようとするもの。精神。  身=「み」と読み、からだ。目耳鼻口と両手両足と五臓六腑など。  望む=「のぞむ」と読み、そうありたいと思う。ねがう。  思う=「おもう」と読み、@期待する。Aあることをしようと決める。  欲=「よく」と読み、ほしいと思う心。したいと思う心。  深い=「ふかい」と読み、程度が大きい。  歌手=「かしゅ」と読み、歌うことを仕事にしている人。シンガー。  コンサート=音楽会。演奏会。  別=「べつ」と読み、そのこととは違うこと。  予約=「よやく」と読み、前もって約束すること。  大切=「たいせつ」と読み、重要なようす。  行事=「ぎょうじ」と読み、催し物など。  重なる=「かさなる」と読み、あることに同じようなことが加わる。  あきらめる=望みを捨てる。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。   重要度=☆☆☆   難易度=ふつう

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