●袖すり合うも他生の縁
読み(ひらがな)そですりあうも たしょうのえん。 |
意味道で知らない人と、袖が触れ合うような小さな出来事でも、前世の因縁によるもであるということ。 |
解説この句は、仏教的な考え方がベース(基本)にあるようで、いわゆる「前世の因縁」ということを 言っている句のようです。どんな小さなことでも、原因が必ずあるのだから大切にしろという意味が あるのだと思われます。「袖振り合うも多生の縁」とも言うようです。 |
重要語の意味袖=和服(きもの)の腕を包み下に下がった部分のこと。 すり合う=軽く触れ合うこと。さわること。 他生=仏教的に、現在、生きている状態以外の生命のこと。前世(生まれる前)と来世(死後の次の世)。「多生」とも書く。 縁=因縁のこと。世の中、全ては、原因と結果から生じているという仏教的考え方。 |
いわれ(歴史)と重要度京都いろはがるた。蛤の草紙(はまぐりのそうし)。 重要度=☆☆☆ |
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