●負うた子に教えられて浅瀬を渡る

読み(ひらがな)

おうたこに おしえられて あさせをわたる。

意味

人は、時には、年下の者などに、いろいろなことを教えてもらうことがあるというたとえ。

解説

子供を背中におぶって川を渡る場合、子供のほうが、先がよく見えるので、川の浅瀬の方向を 教えてもらって川を渡るということから生まれた句のようです。時と場合によっては、年下の者のほうが 詳しい場合があると思います。

重要語の意味

負う=人や荷物を、肩から背中あたりにのせる。背負う。  教えられる=「教える」を他のものから受けること。  教える=情報などを他人に知らせる。  浅瀬=川の浅いところ。  渡る=川などの、こちら側から別の所(あちら側)へ動いて移る。 

いわれ(歴史)と重要度

京都いろはがるた。 江戸初期、松江重頼作、犬子集(えのこしゅう)。   重要度=☆☆☆

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教え
[01]→02