●知恵は万代の宝
読み(ひらがな)ちえは ばんだいの たから。 |
意味すぐれた知恵は、それを考え出したその人だけの宝ではなく、後世にまで役に立つ宝である、ということ。 |
解説すぐれた知恵を持った人の経験から得たさまざまな知識のようなものは、 後の世の中に長く大切にされて宝のようになる、ということと思います。知恵という意味には、 大きく2つの意味があり、最も大切なのは、物事の善悪を正しく判断する心の働きですが、このことわざで 使われているもうひとつの意味は、知識とか教訓のようなことではないかと思います。ただし、 その知恵のある人が、その考え方などを文字や言葉、行動などで他の人に伝えなければ、その知恵は、 次の世代にはつながっていかないと思います。 |
重要語の意味知恵=「ちえ」と読み、@ものごとの善悪を正しく判断する心の働き。A経験から得た知識。 万代=「ばんだい」と読み、万世。長い世の中。永遠。 宝=「たから」と読み、世の中でもっとも大切なもの。 後世=「こうせい」と読み、のちの世。 経験=「けいけん」と読み、人生で見たり聞いたり体を動かしたりしゃべったりすること。 教訓=「きょうくん」と読み、人として生きてゆく時、正しい判断ができるようになるための教え。 判断=「はんだん」と読み、ものごと対して自分の考えや方向性などを決めること。 働き=「はたらき」と読み、ものの動きかた。 知識=「ちしき」と読み、あることについて詳(くわ)しく知っていること。 伝える=「つたえる」と読み、あるものを他のものにうつす。 |
いわれ(歴史)と重要度実語教(じつごきょう)。 重要度=☆☆☆ |
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