●家柄より芋茎
読み(ひらがな)いえがら より いもがら。 |
意味家柄よりも里芋の茎のほうが役に立つ、ということ。 |
解説古い時代から受け継がれた由緒のある家で育った人が、 その家柄を自慢したりすることを、あざけって言う言葉のようです。 家柄は食べることが出来ませんが、芋茎は食べられるので芋茎のほうが よいということです。 「家柄」と「芋茎」の語呂合わせで、面白さを出すために このように表現されています。 |
重要語の意味家柄=「いえがら」と読み、家系、由緒、勢力、地位から見たその家の身分の尊さと卑しさ。身分が尊いこと。 芋茎=「いもがら」と読み、さといもの茎についている端の細い部分。 里芋=「さといも」と読み、根元から細い筒のようなものを出して葉をつける植物。根元の部分は芋として食べられる。 芋=「いも」と読み、炭水化物の多い食べ物。土の中で育つもの。 茎=「くき」と読み、さといもの葉をささえるところ。土の中に入っている部分は根としての芋となる。 役に立つ=「やくにたつ」と読み、食べることができること。有用である。 受け継ぐ=「うけつぐ」と読み、自分が前からの物事を先代に代わって続ける。 由緒=「ゆいしょ」と読み、過去の功績が高く名誉のある歴史。 自慢=「じまん」と読み、自分のことを他人の前でほこらしげに言うこと。 あざける=ばかにしてわらう。 語呂合わせ=「ごろあわせ」と読み、意味が違うが音の調子が似ている語を2つ選んでことわざなどを作る方法。 家系=「かけい」と読み、先祖から続いている家の系統。 勢力=「せいりょく」と読み、他を押さえつけるちから。 |
いわれ(歴史)と重要度不明。 重要度=☆☆☆ 難易度=ふつう。 |
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