●文は遣りたし、書く手は持たず

読み(ひらがな)

ふみはやりたし、かくてはもたず。

意味

恋しい人に対して、手紙を書きたいけれど、文章がうまく書けないで、 困っているようすをいったこと。

解説

今では、誰でも文章は、書けますが(うまく書けるかは別として)、昔は、文字や文章を書けない人が、 多かったので、そういう人たちのなげきのを言った句のようです。

重要語の意味

文=書きしるしたもの。書物。手紙。書状。  遣る=「やる」と読み、あるところから別の所へ移す。送る。

いわれ(歴史)と重要度

江戸いろはがるた   重要度=☆☆   超古風

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恋文
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