●焼き餅焼くとて手を焼くな

読み(ひらがな)

やきもち やくとて てをやくな。

意味

嫉妬も度を越すと、相手に嫌われて、逆に、自分のほうに災いが返ってくるから、ほどほどにしなさい、ということ。

解説

自分の好きな人が、別の人を好きになっていることを知って、そのことに、いらいらして、必要以上に相手を責め、 あまり強く言い過ぎたりすると、相手から嫌われて、今度は、自分が困ってしまうようなことになるから、注意しましょう、 ということのようです。「焼き餅」は、「やきもき」するが変化して、「やきもち」になったという説があるようです。 「餅を焼く」と「手を焼く」の音を似せて作ったおもしろい言葉のようです。

重要語の意味

焼き餅=「やきもち」と読み、@嫉妬すること。A火であぶったもち。  焼く=「やく」と読み、@激しく心を動かす。心を乱す。A熱や炎でもえる。「妬く」とも書く。  とて=としても。  手を焼く=「てをやく」と読み、処置に困る。ある問題に対してどのようにしたらいいのかわからなく困ること。  嫉妬=「しっと」と読み、自分の好きな人が他の人を好きなったのを見ていらいらすること。  度を越す=「どをこす」と読み、ほどよい程度をこえること。普通でない異常な行為をすること。  災い=「わざわい」と読み、人を不幸にする悪いこと。  責める=「せめる」と読み、あることについてはっきりさせるため相手に質問する。  やきもきする=あることが気になっていらいらする。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。   重要度=☆☆☆   

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焼き餅
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