●鬼の目にも涙
読み(ひらがな)おにのめにも なみだ。 |
意味思いやりがなく、ひどく冷たい人でも、時には、他人の苦しみや 悲しみに、同情して、目に涙を流すこともあるというたとえ。 |
解説人からとても恐れられている鬼でも、時には、同情の心から、目に 涙を浮かべることもある、ということから、生まれた句で、どんなに 冷たい人でも、人をあわれむ心が、あるということのようです。 |
重要語の意味鬼=@たとえとして、冷たく思いやりのない鬼のような人。 A想像上の怪物。頭に角を持ち、裸で、とらの皮のふんどしをしめて、力持ちで、気が荒い。 涙=@見たり聞いたりして、心が感動し、目の中にあふれてくる液体。 A人情、同情。 同情=「どうじょう」と読み、他人の苦しみや悲しみを、その人と 同じように感じ、気の毒に思う気持ち。 あわれむ=@愛する。A他人の苦しみや悲しみに同情し、心をいためること。 |
いわれ(歴史)と重要度鷹筑波(たかつくば)。 重要度=☆☆☆ |
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