●天道様はお見通し

読み(ひらがな)

てんとうさまは おみとおし。

意味

世の中すべてを明るく照らしている太陽は、どんな小さな、ことでも、 全て見ているので、悪いことはできない、といういましめ。

解説

この句は、音吉が、子供の頃に、よく聞いたことわざです。「天道様」という 言葉は、「おてんとうさま」と言っていたような気がします。この場合の 天道様は、太陽(お日さま)のことのようですが、ここを、「神様」とする 場合もあるようで、「神様はお見通し」とも言うようで、意味としては、ほぼ 同じです。今は、夜でも、電灯があり、明るく過ごせますが、昔は、明かりといえば、 ろうそくぐらいしかなかったので、生活の中で、昼間のありがたさは、特に重要であり、 太陽の偉大さをよく理解していたので、こんな句が生まれたのかもしれません。

重要語の意味

天道=「てんとう」と読み、太陽。おひさま。  見通し=「みとおし」と読み、@初めから終りまで、全てを見ている。 A人の心の中や、本当のことを知っている。  太陽=「たいよう」と読み、宇宙にあり、太陽系の中心にある星で、 みずから光を出している星。地球に最も近く明るい大きな星。  地球=「ちきゅう」と読み、私たちの住んでいる星で、 水と大気(酸素、窒素、二酸化炭素など)があり、生命に満ちあふれた星。太陽の周りを 自転しながら回り続けている。  神様=「かみさま」と読み、神を尊敬していう言葉。  神=@人の力を超えた見えない存在。 A日本の神話の中に出てくる、人の姿をした優れた者。例えば、天照大御神。  宇宙=「うちゅう」と読み、時間と空間を含む全てのもので、 天と地を構成する全ての存在。 

いわれ(歴史)と重要度

銭湯新話。   重要度=☆☆☆

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太陽系

宇宙には、たくさんの星がありますが、 みずから光を放っている星と、そうでない星があり、 太陽系の中で、光を放つ星が太陽、光を放たない星を 惑星と呼んでいます。

太陽が、みずから、光を放っている原因は、その中心部で、 起こっている核融合反応が理由です。その核融合反応の 巨大なエネルギーは、熱と光となって、宇宙の中で輝いている ようです。

太陽系では、この太陽を中心に、8つの惑星 (昔は9つ)が、自転しながら、太陽の周りを回り続けています。 地球も惑星の一つで、そのため昼と夜の区別があります。 地球は、太陽系の惑星の中でも、唯一、生命が 存在している星のようです。

核融合反応=水素原子2つが、結合して、ヘリウムに変化する 時に、巨大なエネルギーが発生する。  自転=丸い形をした星の中心部分を軸に、みずから回転すること。

天道
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