●絶対温度

読み(ひらがな)

ぜったい おんど

意味

物質に関係なく、熱力学の法則に基づいて定義された温度。

解説

私たちが日常使っている温度は、摂氏温度で、これは、 水の状態を基準にした温度で、摂氏零度は、水が凍る温度で、 摂氏百度は、水が沸騰する温度です。 絶対温度は、熱力学的に最も低い温度の数値を「ゼロ」と定義したもので、 絶対温度の零度は、摂氏で表すと、-273.15度となります。 摂氏零度は、絶対温度で表すと、273.15度となります。 摂氏25度の時の絶対温度は、約298度になります。 この温度基準をケルビンと言います。 また、絶対温度Tと、摂氏温度tの間には次のような関係があります。

T=273+t


重要語の意味

絶対=「ぜったい」と読み、それひとつで定めることができるもの。基準となる唯一のもの。  温度=「おんど」と読み、あたたかさや寒さの度合い。気温など。  絶=まさる。きわまる。  対=ならぶ。こたえる。  温=あたたかさ。  度=めもり。温度の単位。  物質=「ぶっしつ」と読み、物体を形作るそのもの。物の実質。  関係=「かんけい」と読み、かかわりあい。  熱力学=「ねつりきがく」と読み、熱的な現象を扱う物理学のひとつ。熱平衡と3つの基本法則がある。  法則=「ほうそく」と読み、物理的に存在していて変わることのないもの。  定義=「ていぎ」と読み、ある考え方を示すときに言葉を使って明確にすること。  摂氏温度=「せっしおんど」と読み、水の氷点を0、水の沸点を100とした場合の温度。  状態=「じょうたい」と読み、物質の存在のあり方。例えば。液体、気体、個体。  基準=「きじゅん」と読み、基本となる標準。  零度=「れいど」と読み、0度。  凍る=「こおる」と読み、温度が低いために水が個体になる。  沸騰=「ふっとう」と読み、水に熱を加えた時に泡が出るようになること。  温度基準=「おんどきじゅん」と読み、温度の基本単位となるもの。  ケルビン=温度の基本単位。摂氏マイナス273.15度。  摂氏=「せっし」と読み、摂氏温度計による温度。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。   重要度=☆☆       難易度=むずかしい。   熟語分類=科学。

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絶対温度


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