●蛇に見込まれた蛙

読み(ひらがな)

へびに みこまれた かえる。

意味

恐ろしいものや苦手なものを前にして、身がすくんで動けなくなることのたとえ。

解説

こわいものや自分のきらいなものを目の前にして、体がコチコチにかたくなり動けなくなるようすのようです。 もとの意味は、ヘビが、カエルを見つけて、そのカエルをとらえようとし、にらみつけた時、カエルは、そのヘビを 前にして、まったく体が動かなくなり、抵抗できなくなってしまうことから生まれたことばのようです。ヘビは小さな動物を 食べるようですが、とくにカエルを好んで食べるようです。また、このことわざは、「蛇に睨まれた蛙(へびににらまれたかえる)」 とも、「蛇に逢った蛙のよう(へびにあったかえるのよう)」とも言うようです。

重要語の意味

蛇=「へび」と読み、地面をはうようにして進む動物。体は細長くまるいつつのような形をしている。蛙をこのんで食べる。  見込まれる=「みこまれる」と読み、とりつかれる。みいられる。  蛙=「かえる」と読み、りくと水の両方にすむ動物で、川や田んぼの中にいる。水の中ですんでいるオタマジャクシが大きくなるとかえるになる。  恐ろしい=「おそろしい」と読み、こわい。  苦手=「にがて」と読み、いやなもの。きらいなもの。  身がすくむ=「みがすくむ」と読み、からだがこちこちになる。からだがかたくなる。  動く=「うごく」と読み、からだなどがうつりかわる。変化する。かつどうする。  コチコチ=ものがかたくなっているようす。  抵抗=「ていこう」と読み、外からくるちからに対してさからうこと。てむかうこと。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。   重要度=☆☆☆   難易度=やさしい

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