●驥尾に付す
読み(ひらがな)きびに ふす。 |
意味普通の人でも、優れた人について、従っていけば、能力以上のことを することができる、というたとえ。 |
解説小さな蝿(はえ)が、一日に飛ぶ距離は、せいぜい知れていますが、驥(き)という 馬は、一日に千里も走るとても優れた馬のことで、この馬のしっぽに、蝿(はえ)が、 くっついていけば、とても飛べそうにない遠い所まで行くことができる、という ことから生まれたことわざのようです。一般に、仕事などで、一緒に何かを する時などに、相手を立てて、自分を謙遜(けんそん)する意味で使うことが 多いようです。 |
重要語の意味驥=「き」と読み、1日に千里(約4000キロ)走る優れた馬。 (時速約160Kで走る馬?)。 尾=「び」と読み、しっぽ。動物の後ろの方についているもの。 付す=「ふす」と読み、ふする。主となるものにつき、したがう。 謙遜=「けんそん」と読み、自分を下げ、ひかえめな態度をすること。 史記=「しき」と読み、中国、紀元前100年、前漢の頃の歴史書。 司馬遷(しばせん)が書いた物。 |
いわれ(歴史)と重要度史記(しき)・伯夷伝(はくいでん)。 後漢書(ごかんじょ)。 重要度=☆☆☆ |
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