●猫の首に鈴
読み(ひらがな)ねこの くびに すず。 |
意味とてもいい案ではあるけれども、実現するのが、難しそうな計画や案のたとえ。 |
解説このことわざは、「イソップ物語」に出てくるもので、ネズミが猫から自分の身を守るためには、 どうしたらいいのかを話し合った結果、猫の居場所がわかるように、猫の首に鈴をつけることになったが、 誰が猫の首に鈴をつけに行くのかということになると、そんな危ないことをやるネズミは いなかったというたとえ話から生まれたもののようです。 |
重要語の意味猫=ねずみをよくとる為、古くから家で、飼われてきた動物。 首=動物の頭と胴体をつないでいる少し細い部分。 鈴=金属などで作った音を鳴らすもの。普通丸くて中に硬いものが入っていて、 ひもをつけつるして音を出す。 実現=実際にやってみたりして、あることがうまくいき、できるようになること。 イソップ物語=紀元前6世紀頃の古代ギリシアのイソップによって語られた 寓話集(教訓的なたとえ話)。 日本では伊曾保物語として江戸時代の初め頃からある。 |
いわれ(歴史)と重要度イソップ物語の寓話より。 重要度=☆☆ |
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