●水清ければ魚棲まず
読み(ひらがな)みずきよければ うおすまず。 |
意味あまりに心が清らかで、行いも正しく、まじめな人は、逆に、他人から敬遠されて孤立してしまう、というたとえ。 |
解説水の中に住む魚は、あまりにも水がきれいすぎると、えさもないし、隠れる場所もないため、 魚が住みつかない、ということから生まれたことわざです。非常に、まじめ過ぎると、人が近くに寄りつかず、 友だちがいなくなってしまう、ということのようです。世の中を生きてゆくには、ある程度のいいかげんさも 必要である、ということのようです。 |
重要語の意味水=「みず」と読み、池や川、海などにある透明な液体。 清い=「きよい」と読み、にごったり汚れたりしていないようす。きれい。 魚=「うお」と読み、水の中で泳いだりして生きている動物。さかな。 棲まず=「すまず」と読み、住まない。 住む=「すむ」と読み、動物が巣を作ってそこで生活すること。 敬遠=「けいえん」と読み、@尊敬して近くに行かない。Aわざとさける。 孤立=「こりつ」と読み、たくさんの中で他人とのつながりがなく、ひとりだけになっていること。 いいかげん=@ほどよいようす。普通に。Aおおざっぱなようす。 |
いわれ(歴史)と重要度孔子家語(こうしけご)。 重要度=☆☆☆ |
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