●牛を食らうの気
読み(ひらがな)うしを くらうのき。 |
意味幼い時から、強い気性を備えていることのたとえ。 |
解説やる気があり、大きな志を持っている人は、子供のような小さな頃から、 何にも負けないくらいの強い性格を持っている、ということのたとえのようです。 もとの意味は、虎や豹の子は、幼いうちから、自分よりも大きな牛を食べてしまう程の 気概を備えている、ということです。 |
重要語の意味牛=「うし」と読み、ほにゅう動物。体重は1トンほどあり動きはゆっくりだが、ちからが強い。 食らう=「くらう」と読み、たべる。 気=「き」と読み、心の持ち方。意志。何かをしようとする気持ち。 幼い=「おさない」と読み、年が小さい。生まれてからあまり時間が過ぎていない。 強い=「つよい」と読み、しっかりとしているようす。 気性=「きしょう」と読み、生まれつきに持っている心の性質。 備える=「そなえる」と読み、もっている。 志=「こころざし」と読み、心の中に持っている目的。 子供=「こども」と読み、年の幼い人。 頃=「ころ」と読み、あるときの時間を示す言葉。 負ける=「まける」と読み、あることをあきらめたりする。やぶれる。 性格=「せいかく」と読み、人の心にあらわれる思いや考えの方向。人の感情や動作、言葉などにあらわれる方向。 虎=「とら」と読み、ネコ科のほにゅうるい。体重200キロほど。性格はあらい。タイガー。 豹=「ひょう」と読み、ネコ科のほにゅうるい。体重70キロほど。木の上でえものを食べる動物。 気概=「きがい」と読み、困難(こんなん)をのりこえるほどの強いやる気。 |
いわれ(歴史)と重要度中国雑家の書・尸子(しし)。 重要度=☆☆☆ 難易度=ふつう |
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